最近メキメキと頭角を表してきている中米
ホンジュラスから新しい豆が入荷しました。
サンセバ スティアンとは、西部レンピラ県の産地名で、
最高点 2600mに達するセラケ国立公園内バカイータス火山の
南麓に位置し標高1800-2000m付近の高標高産地です。
この地域は、コーヒー生産の歴史は浅く、
本格的なコーヒー生産は 2000 年に入ってから。
単体では味の複雑性やフレーバーがあと一歩であるものの、
クリーンカップが担保されており
当地区の良さが感じられるロットを集めて作った
サンセバスティアン地区のエリアブレンドです。
名前のラス・クレマス・デ・サンセバスティアン
La Cremas de San Sebastian の「Cremas」 には
「クリーム」などの他に「選りすぐりの、選ばれた」
といった意味があります。
文字通り、 滑らかでクリーミーな質感と
密度のある味わいが特徴で、
パカス品種の特性とサンセバスティアン地区の生育環境が
適合した結果でもあると想像され、
「選ばれた組み合わせ」であることを思わせます。
角が取れた様な柔らかな口当たりと、
シロップの様な重量感のある滑らかさが特徴です。
心地よい甘味が余韻までしっかり感じられる上品な味わいです。
ぜひお試しくださいませ。
【概要】
・生産者:サンセバスティアン地区の生産者
・所在:レンピラ県サンセバスティアン地区アグア・フリア集落、エル・サナテ集落
・収穫期:1月~4月
・標高:1,800~2,020m程度
・年間降水量:2600mm
・収穫
・精製:1. 自身の農地のチェリーを手収穫
2. 自身で所有する小型ウェットミル設備で精製、発酵処理はコンクリートの発酵槽で30~36時間程度
3. ベッドを用いたスロードライが指導されている。一部生産者はまだ設備がないため、所有している生産者の乾燥場を借りて乾燥。
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