インドネシア スマトラ|マンデリン/Wet Hulled
インドネシアは世界最多の島嶼を抱える国で、
約1万3,000もの島々で構成されています。
今回の産地は西部に浮かぶスマトラ島です。
19世紀末に発生したさび病(コーヒーノキの病気)の甚大な被害と
その後の耐病性品種への植え替えにより、
マンデリンの産地であるスマトラ島では
当時栽培されていたティピカ系の品種はほぼ消失してしまいました。
ただ、そのなかでもスマトラ島北部トバ湖周辺の標高の高い地域では
細々とではあるものの同品種が残っている地域があります。
滑らかな質感。トロピカルフルーツのニュアンスをほのかに感じさせ、
冷めてくるとバニラのような風味を感じさせます。
マンデリンだからこそ味わえる質感の厚み、風味の複雑さ、甘いコク。
是非お楽しみください。
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