長らくお待たせいたしました。
ようやく日本に入港しました!!
当店が 10 年以上前からお付き合いしているセラード地域の大農園です。
ミナス・セラード地域は雨季と乾季が明確で、
収穫時期に雨が降らない為、
チェリーが熟した後に樹上で乾燥させても雨の被害を受けず、
落下やリオ臭・発酵臭のリスクが少ないという地理的特性があります。
標高は 1000mと他の多くのコーヒー産地と比べても高いとは言えませんが、
機械化も進んでいて安定した生産が行われています。
今回の豆は、ブルボン種のウォッシュド精製で、
ブラジルらしいコクと甘みを感じます。
一般的なブラジル コーヒーにみられる濁りのある味わいとは無縁の、
とてもクリーンな飲み心地が特徴のコーヒーです。
まろやかでチョコやココナッツを感じさせる飲みやすいコーヒーです。
なんだブラジルか…といわず是非体験してみてください。
ブラジルの基本があります。
【概要】マカウバ・デ・シーマ農園
・所有:グラウシオ・ジョゼ・デ・カストロ
・所在:ミナスジェライス州セハードエリア
・パトロシーニョ市
・標高:1,000m
・環境特性:ミナス・セハード地域は雨季と乾季がハッキリしており、収穫時期に雨が降らない。その為、チェリーが熟した後に樹上で乾燥させても雨の被害を受けず、落下やリオ臭・発酵臭のリスクが少ない。
・栽培品種:ブルボン、ムンドノーボ、カトゥアイ
※ブラジルの農園は規模が大きい為、プロセシングのタイミングをずらすことを狙って区画ごとに複数品種を植えることが一般的。LCFが使用しているのはブルボンだがマカウバ・デ・シーマで植えられているブルボンはミナスジェライス州にある研究所に植えられている100程度の株より選ばれたもので、セラード地域に適しているもの。研究所ではナンバリングされ管理されているが番号は未確認。
・生産量:8,000袋
・収穫:機械収穫。5~6月に始まり8月に終える。ブルボンは早め。チェリーの成熟は一斉に進むわけではなく、木の上部が先に熟し下部は遅れて熟すため、下部の成熟を待って収穫する。その結果上部からは樹上で乾燥し干しブドウのようになったチェリー(ボイア)を収穫し、下部は通常の熟したチェリーとして収穫する。ボイアはナチュラル、下部のチェリーはウォッシュト精製で仕上げる。
・精製:
<ウォッシュト>
1.フローター選別
2.沈んだチェリーを脱肉、ミューシレージを機械的に除去
3.アフリカンベッドで乾燥
<ボイア・ナチュラル>
1.フローター選別
2.浮いたチェリー(=ボイア)をベッドに運び乾燥?
・ドライミル:
輸出業者にて 脱穀→エアー比重選別→スクリーン選別→振動比重選別→電子選別→パッキング
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