いまやアイビーンズコーヒーの定番コーヒーとも言える東ティモール。
東ティモール民主共和国は東南アジア地域に属しています。
インドネシアに占領されていましたが、
2002年に独立を果たした21世紀最初の独立国です。
そんな新しい国、東ティモールの
エルメラ県レテフォホ郡ドゥクライ村レブドゥ集落の
コーヒーが入荷しました。
レブドゥ集落は標高約1,480mの場所にあり
集落に住む11世帯が23の圃場を管理し、
レブドゥ・レテンを作り上げています。
集落近郊の圃場の平均標高はそこまで高くないものの、
品質向上の意識が高いリーダーを中心として、
高品質なコーヒーを生産する意識が高く、
コーヒーの丁寧な生育・精製がなされています。
まだまだ設備が十分ではありませんが、
工夫を凝らして品質を高めようと努力を重ねています。
その丁寧さはカップキャラクターにも表れています。
レブドゥ・レテンはみかんを思わせる酸味が上品に感じられ、
柔らかなマウスフィールが心地よい繊細な味わいを持っています。
カップキャラクターを活かすべく、
ハイローストで焙煎しました。
緑の広がる草原を思い起こさせるような
爽やかな香味のコーヒー“レブドゥ・レテン”を
【概要】
生産者:レブドゥ・レテン集落の生産者グループ(11世帯23圃場)
所在:エルメラ県レテフォホ郡ドゥクライ村レブドゥ集落
標高:約1480m
圃場面積:14.0ha(レブドゥ・レテン生産グループ合計)
収穫期:6-9月
収穫:生産者による手摘み、収穫したチェリーから赤実を手選別
ウェットミル工程:
1.果肉除去
2.48時間の発酵(水槽にて水に浸ける場合はフローターを除去)
3.「日中天日に干し→夜中取りこむ」を繰り返し、1週間程かけて水分値10.5%以下まで乾燥
4.PWJ引き受け時に水分値が基準に達していない場合は、PWJレテフォホ事務所横の乾燥場にて追加乾燥
5.仕上がったパーチメントはレテフォホの専用倉庫(標高約1,440m)にて保管
ドライミル工程:
ディリの業者に委託
脱穀→風力選別→スクリーン選別→比重選別→手選別
その他:集落長のセレスティーノ・タヴァレス氏はレブドゥ・レテンの他にレブドゥ・クライク、ロダンといった集落も統括している。当グループはPWJの取り組みにも協力的で、熱心な生産者グループとして評価されている。堀口俊英を敬愛しているグループでもあるよう。
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