今回は、先のサン・ファン・フキラ村に続き
メキシコのオアハカは、
コーヒー生産地としてメジャーな地域ですが、
この地域特有の課題があることから
いわゆる在来種が多く残る地域です。
在来品種による収量の低さや
入り組んだ山間地域でのアクセスの悪さ
民族や文化が幅広く言語の問題もあります。
また知識不足からくる豆の販売価格の低さなど
今後も安定したコーヒー産地として
世界中の期待を背負うには脆弱な環境と言えます。
しかしながらそのポテンシャルは高く、
前回の豆と同様に品質の高いブルーマウンテンやハワイコナに通じる
さらっとした柔らかな味わいのコーヒーです。
柔らかい口当たりに程よいコク。
華やかで穏やかな酸、そして優しい甘みの余韻を感じます。
マイルドで飽きの来ない風味で広くおすすめできる味わい。
この大切な地域を守り続ける意味でも、ぜひお試しください。
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